蛇口の水漏れを防ぐには?効果的なお掃除・お手入れ方法のご紹介

そもそも蛇口というのは、台所から洗面所、お風呂場などといった場所に設置されており、タイプもさまざまなものがあります。これらのお掃除やお手入れの方法は、そのタイプごとさまざまですが、共通する部品も使われていますので、ここではそうしたところを中心に見ていこうと思います。

蛇口の根本からジワジワ水が漏れてるよ | 東京23区水道修理受付センター

まずどんな蛇口にも「ハンドル」が付いています。これを操作しないと水が出ないわけですから、タイプはどれであれ必ずある部品ということができるのです。このハンドルの動きが悪くなり、さらにひどくなると水漏れを起こす場合がありますが、これはバルブのグリス切れが原因ということがほとんどです。日頃のメンテナンスとしては、バルブ部分にグリスを足しておけば大丈夫です。

しかし蛇口のなかでも水漏れを起こしやすい個所は、やはりスパウト付近と言えるのではないでしょうか。スパウトは蛇口のノズルと本体をつないでいる個所であり、いわば接合部分といえる部品でもあるのですが、ここは常に蛇口の方向を変えることで負荷がかかり続けるために、どうしても劣化が進みやすくなるようです。
この部品は多くの場合、特にゴムパッキンの劣化が水漏れの原因となりやすいため、メンテナンスの方法としては、ある程度の期間が経過したときにパッキンを新しいものに交換してしまうことが推奨されています。ゴムパッキン自体は価格も安いので、早めに交換しても費用負担は微々たるものなのです。

なお、スパウト付近のゴムパッキンを交換する際には、蛇口の一部を一度分解しなければなりません。このときに使い古しの歯ブラシなどを使って、部品ごと簡単な洗浄を行っておくと、清潔さが保たれ、劣化の進行も多少なりと防いでくれることでしょう。

もちろんゴムパッキン以外にも、たとえばナットの緩みなどが原因で水漏れトラブルを起こす場合もあります。これも分解掃除したときに、組み立ての際注意していればまったく問題ないでしょう。